講演会&避難訓練&引き渡し訓練
2023年5月13日 13時36分
今日は参観日で、日赤の方に来ていただき、「いのちの講座~災害対応編~」の講演を行いました。前夜も地震があったばかりだったので、タイムリーでした。講演では、東日本大震災のときの津波の様子や、大きな地震が起きたときの家や職場の様子を映像で見せていただきました。映像を見た子どもたちは、地震の恐ろしさを感じたようです。「日ごろから、地域の様子をよく見ておくこと」「友達や周りの人と協力できるように仲良くしておくこと」「非常持ち出し品の準備や地震対策をしておくこと」の大切さを教えていただきました。講演を聞いた子どもたちは、「まだ対策をしていないから、しておきたい。」「地震や津波がとても恐ろしいものだということが映像を見てよく分かった。」「地震が起きたときにどうすればよいか大切なことを教えてもらえて良かった。」などの感想を持っていました。
講演会の後は、避難訓練を行いました。保育所、小学校、中学校、高校の合同避難訓練です。多くの地元の消防団の方に見守られながら、三崎高校まで避難しました。高学年の子が、低学年の子の背中を押したり、高校生の子が1年生の子に「がんばって。」と声を掛けたりと、年下の子を思いやる姿が見られました。
高校の体育館に避難した後、高校生が準備してくれた避難所体験を行いました。テントの中に入ったり、段ボールベットの上に乗ったりと、ちょっとした体験ができました。家庭科クラブの生徒が作ってくれた五目おにぎりをお土産にいただきました。愛情たっぷりの美味しいおにぎりだったので、実際に避難したときには、このおにぎりを食べると気持ちが和らぎそうです。
避難所体験まで終わると、いよいよ最後の保護者への引き渡しです。全ての保護者が来てくださり、順調に引き渡しを終えることできました。
雨の中での避難訓練でしたが、いつどのような状況で地震が来るか分からないので、いい練習になりました。消防団の皆様、地域の皆様、保護者の皆様、高校の皆様、御協力ありがとうございました。
最近日本の至る所で地震が起きています。そのたびに「南海トラフ」が頭をよぎります。いざというときの備えをしておきたいですね。